これまで2回にわたって、高専の学校生活と勉強について書いてきました。
・【その1】授業と先生のリアル
・【その2】勉強と成績の厳しさ
シリーズ最終回となる今回は、「高専生の素顔」について書きます。
入る前は、こんなイメージを持っていました。
・理系の勉強好きが集まる場所
・インドアな子が多そう
・大人しくて真面目
でも、実際に入ってみると、想像していた高専生像とはちょっと違う世界がありました。
これから高専を検討している方の参考になればうれしいです。
勉強できる子は、スポーツも本気
高専で一番意外だったのが、これでした。
「勉強だけのイメージ」を持っていた高専。でも実際は、運動を本気でやっている子がたくさんいます。
部活が想像以上に活発
高専には、普通高校と同じように部活があります。
・野球
・サッカー
・バスケ
・陸上
・水泳
・弓道
・ロボコン部
など、文武両道で活動している学校が多いです。
しかも「高専大会(高専体育大会)」という全国規模の大会まであり、本気で取り組む生徒も少なくありません。
自主トレも本気
部活以外でも、運動を本気でやっている子が多い印象です。
・朝ランニングする
・寮で筋トレ
・大会に個人参加
・ジムに通う
子どもの友達にも、勉強もできてスポーツもやる、というタイプが何人もいます。
「理系=インドア」というイメージは、ちょっと違うのかもしれません。
時間管理が上手な子が多い
文武両道を実現している子に共通しているのは、「時間管理が上手」ということ。
・授業中に集中して理解する
・レポートを早めに進める
・スキマ時間を有効に使う
・寮の生活リズムを整える
これができる子は、勉強もスポーツも趣味も両立できる。高専で活躍している子の多くは、このタイプだと感じます。
2.「好きなこと」への情熱がすごい
高専生を見ていてもう一つ驚くのが、「好きなこと」への熱量の高さです。
専門分野へのこだわり
高専生は、専門分野に対する情熱が普通高校生とは違います。
・プログラミングに没頭する
・ロボットを自作する
・電子工作にハマる
・機械いじりが趣味
「学校の勉強の延長」というより、「好きだから勝手にやってる」というレベル。
休日や夏休みも、自分のプロジェクトに時間を使う子が多いです。
趣味の幅も広い
専門分野以外でも、趣味の幅が広い子が多いです。
・ゲーム制作
・音楽
・イラスト
・写真
・自作PC
「これに時間使ってるなあ」と思う何かを、それぞれが持っている印象。
同じ趣味の仲間が見つかる
普通高校だと「変わった趣味」と思われがちなことも、高専では「仲間がいる」になります。
・マニアックな話で盛り上がれる
・知識を共有できる
・一緒にプロジェクトを進められる
これは高専の大きな魅力のひとつだと思います。
最終的にジャージ率が上がる
高専は服装も比較的自由です。
・制服なし
・私服OK
・髪色も自由
・ピアスもOK(学校による)
入学直後はみんな、それなりにおしゃれをして登校してきます。
1学期は普通の私服
入学したばかりの頃は、
・きれいめのコーデ
・ジーンズ+シャツ
・パーカーとデニム
など、普通の高校生らしい服装が多いです。
学年が上がると変化が始まる
ところが学年が上がるにつれて、服装に変化が出てきます。
・ジャージで登校
・パーカーが増える
・サンダル率が上がる
・同じ服を何日も着る
特に寮生は、この変化が顕著です。
寮生の「ラクが最強」現象
寮生活をしている子は、
・朝起きてすぐ授業に行ける
・着替える手間を省きたい
・洗濯を増やしたくない
・動きやすい服がいい
という理由で、最終的にジャージやパーカーが定番化します。
子どもの様子を見ていても、入学時とは別人のような服装になっていきました(笑)。
でもそれが心地いい
最初は「もう少しちゃんとした服を…」と思っていた私も、だんだん慣れてきました。
「ラクで、勉強や趣味に集中できる服装」を選ぶのは、実は合理的な選択。高専生にとっては、これがベストな形なのかもしれません。
4.高専生は「自由で個性的」
3年間、子どもや友達を見てきて感じるのは、高専生は本当に個性的だということ。
型にはまらない
普通高校もそうかもしれませんが高専生も様々です。
・服装も人それぞれ
・趣味もバラバラ
・進路も多様
・価値観もいろいろ
「みんな違って、みんないい」が、自然に成り立っている空気があります。
自分の軸を持っている
高専生は、自分の好きなことや興味のある分野が明確な子が多い印象です。
・「機械が好き」
・「プログラミングが楽しい」
・「電子工作にハマってる」
・「ロボットを作りたい」
15歳から専門を選んで進学しているからこそ、自分の軸を早くから持てるのかもしれません。
居心地のよさ
そして何より、お互いの個性を尊重する文化があります。
・趣味をバカにしない
・マニアックな話も歓迎
・自分らしくいられる
これは、子どもにとって大きな安心感につながっていると感じます。
親として感じたこと
子どもが高専に入って、生徒たちを見ていて感じたのは、
「高専生は、自分のペースで自分らしく生きている」
ということでした。
・勉強もスポーツも本気
・好きなことに没頭する
・服装はラクが最強
・お互いの個性を尊重する
決して「みんな同じ」ではない。それぞれが自分の好きなことを追求しながら、ゆるくつながっている。
そんな高専独特の空気が、子どもにとってはとても合っていたようです。家でも楽しそうに学校の話をするようになりました。
まとめ|高専は「自分らしくいられる場所」
シリーズ「高専に入って知った6つのこと」の最終回として、高専生の素顔について書きました。
・勉強もスポーツも本気の子が多い
・好きなことへの情熱がすごい
・最終的にジャージ率が上がる
・お互いの個性を尊重する文化
高専独特の文化と空気がそこにはあります。
理系が好きで、自分の好きなことに没頭できる子。同じタイプの仲間と出会いたい子。型にはまらず、自分らしくいたい子。
そんな子にとって、高専はとても居心地のいい場所になると思います。
これから高専を検討している方は、ぜひオープンキャンパスや学校説明会で、生徒たちの空気感を直接感じてみてください。資料やネットでは伝わらない、高専のリアルが見えてくるはずです。


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