「高専って実際、どんな学校生活なんだろう?」
子どもが入学する前、私はそう思っていました。
偏差値や就職率はネットで調べればわかります。でも、
・授業はどんな雰囲気?
・先生はどんな人?
・普通高校とどう違うの?
こういうリアルな部分は、なかなかわかりませんでした。
実際に子どもが高専に入学してみると、想像していた「高校生活」とは全然違う世界がありました。
今回は親として驚いたことの中でも、特に「学校生活そのもの」についてまとめます。
これから高専を検討している方の参考になればうれしいです。
───────────────
高専の先生は「研究者」っぽい
まず驚いたのが、先生の雰囲気です。
普通高校の先生といえば、教員免許を持っていて、生徒指導や進路指導もする、いわゆる「学校の先生」というイメージですよね。
ところが高専の先生は、少し違います。
博士号を持っている先生が多い
高専の先生は、博士課程まで修了している方が多いです。
・大学の研究室出身
・学会発表をしている
・論文を書いている
・企業の研究職を経験している
そんなバックグラウンドを持つ先生が、普通に授業をしている。
これはちょっとカルチャーショックでした。
教員免許を持っていない先生もいる
高専は「高等教育機関」という位置づけ。
大学と同じく教員免許がなくても教えられるため、専門分野に深く精通した方が、研究者の延長として教鞭をとっているケースが多いのです。
子どもが「先生って◯◯の研究してるらしいよ」と話してくれることがよくあります。
普通高校ではあまり聞かない話題です。
授業も「研究寄り」
授業の内容も、受験対策というより、
・専門知識
・実験
・技術
・研究
に寄っています。
「正解を覚える授業」というより、「考え方を学ぶ授業」という印象。
高校というより、大学に近い空気が流れています。
───────────────
一コマ90分で、ほぼ大学
次に驚いたのが、授業時間の長さでした。
普通高校は一コマ50分が一般的。でも高専は、一コマ90分の学校が多いです。
実際のスケジュール感
90分授業ということは、午前中に2コマ、午後に2コマで一日4コマ前後。
それに加えて、
・実験の授業
・専門科目
・レポート提出
があります。
子どもの話を聞いていると、「今日は実験のレポートで遅くなる」「専門科目の課題が終わらない」という言葉が普通に出てきます。
正直、最初は驚きました。
「高校生ってこんなに忙しいの?」と。
時間割も大学に近い
高専の時間割を見せてもらったとき、これも驚きでした。
・月曜は4コマだけ
・火曜は5コマみっちり
・水曜は午前で終わり
など、曜日によって時間割の長さがバラバラ。
普通高校のような「毎日同じ時間まで」というスタイルではありません。
これも「高校というより大学」と感じる理由のひとつでした。
───────────────
「高校と大学の中間」という空気感
高専に入ってまず感じたのは、独特の空気感です。
普通高校のようでもあり、大学のようでもある。
どちらでもない、不思議な雰囲気がありました。
制服があったりなかったり
学校によりますが、制服のない高専も多いです。
私服OKで、髪色やアクセサリーの規則もゆるやか。
入学式や式典のときだけスーツ、というのも大学っぽさを感じる部分でした。
自己責任の比重が大きい
普通高校だと、提出物や出席は先生が細かくチェックしてくれます。
でも高専は、
・自分でレポートを管理する
・自分で進捗を把握する
・単位を落とすと進級できない
という「大学型」のシステム。
15歳から大学のような自己管理を求められるのは、なかなかハードルが高いと感じました。
子どもも最初の頃は戸惑っていたようです。
でも完全に大学ではない
一方で、
・クラスがある
・担任の先生もいる
・部活もある
・文化祭(高専祭)もある
という「高校的」な部分も残っています。
この絶妙なバランスが、高専独特の空気を作っているのだと思います。
───────────────
親として感じたこと
子どもが高専に入って、まず感じたのは「思っていた高校生活と全然違う」ということでした。
・大学レベルの内容を15歳から学ぶ
・一コマ90分で集中力が必要
・先生は研究者
・自己管理を求められる
最初の頃は「うちの子、大丈夫かな?」と心配することもありました。
でも、子どもは少しずつ慣れていき、専門分野の話を楽しそうにするようになりました。
先生の研究の話を聞いてきて家で話してくれることもあります。
普通高校とは違う、でも大学とも違う。
高専には高専の文化と空気がある。それを、親として実感した1年でした。
───────────────
まとめ|高専は「高校のようで高校じゃない」
今回は、高専に入って初めて知った「学校生活」について書きました。
・先生が研究者っぽい
・一コマ90分で大学のような授業
・高校と大学の中間のような空気感
高専を検討している方は、「高校生活」をイメージして入学すると、少しギャップを感じるかもしれません。
でも、その違いこそが高専の魅力でもあります。
早い段階から専門分野に触れ、研究者のような先生から学べる環境は、普通高校では得られない貴重な経験です。
次回は、高専の「勉強・成績」について書きます。


コメント